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下の川橋梁(しものかわきょうりょう)

京都府相楽郡笠置町

関西鉄道の手により1897年に、下の川橋梁(トレッスル橋)が竣工され、石材と煉瓦で造られた橋台と橋脚はほぼ当時のままで現在まで立ち続けること、実に119年です。笠置町の木津川川原のキャンプ場につながる道脇にあり、平成21年10月14日にJR西日本登録鉄道文化財に指定されました

トレッスル(「架台」、あるいは「うま」のことで、これに橋桁を乗せた構造を持つ桁橋であり長大なスパンがとれないため、多数の橋脚を必要とするので河川や海上に建設するのには不向きだが、陸上橋とすればトータルとしての使用部材量が少なくて済むことが特徴とされる。)橋(トレッスルきょう、Trestle bridge)は、末広がりに組まれた橋脚垂直要素(縦材)を多数短スパンで使用して橋桁を支持する形式の橋梁で、一般には鉄道橋としての用例が多く、道路橋梁に用いられることは極めて少なく、ほぼ鉄道橋梁においてのみ見られる型式だが、数はさほど多くない。

トレッスル橋脚を持つ橋梁で圧倒的に有名だったのは山陰本線の餘部橋梁だったが、残念ながら架け替えられてしまい、下の川橋梁は現存する国内最古のトレッスル橋脚らしいです。下の川橋梁(しものかわきょうりょう)はサイズこそ小ぶりだが、石積みの基壇部も含め、実に素晴らしい。

基本情報

住所 京都府相楽郡笠置町
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